日々のみおしえ - 12月31日

12月31日

病む人は万事の交流足らざると神は示して徳を積ませる

人は、天と地の間の丸い円満の中で万物の恩恵を戴き生活をして居ります以上は、天地の恩恵に報い、万物の恩恵に感謝の誠を捧げねばなりません。常日頃、しらずしらず呼吸の出来ること等も有り難いことでありますのに、無関心の人が多い。一滴の水、一粒の米麦も人の生活には欠くことの出来ない重要なものであります。それなのに感謝もせず、取り扱いに尊敬もせず、寧(むし)ろ無駄遺いが多い様であります。人の生活の中で肉体の不自由なこと程不幸なものはありません。病み患うということは、常日頃万物の恩恵に酬(むく)いず、人の恩義を忘れ、我執と貪欲のみで居りますから、身によって教え示されたもので、一日も早く幸福になれる様にとの神の慈愛であります。