12月28日
お互いに万事の交流出来るなら病みて苦しむこともなかりき
大宇宙は神仏の姿であり、人の肉体は小宇宙であります。それ故に大極を神と称し、人は神の子であることを自覚せねばなりません。大霊(たいれい)と人の魂と交流することは霊の交わりと申します。これこそ目に見えませんが、偉大な力を現します。肉体の交流も神慮に合一すれば無限の力が現れてまいります。人の生活に絶えず争いを起こし、迷い苦しむことは、神慮に合一せず、見ても聞いても、疑い嫉妬の心が動いて来る所から病み患いが重なって来るのであります。生きる為には肉体の交流、物の交流、活かされる為には魂の交流、言葉の交流、この四つの交流を誠を捧げて実行していけば、人の生活は清く明るく正しくいかれるのであります。