12月11日
お互いに身の患いは苦しけれ奉仕をすれば楽になるなり
常日頃、仕合わせであるからというて油断せず、苦しいからというて嘆(なげ)かず、善い時も悪い時も、心の持ち方、使い方は、神の意思に添うて行かれる様に心がけていかなければなりません。人は心の種を蒔いて善きに悪しきに現れて来ることと、天変地変によって道路や家が破壊され、災難を受けなければならない時とがあります。災害を受けた人達は誠に不利であって、災難を受けた人から災害を受けない人を見れば誠に不公平に思い考える人が多いが、災害を受けた人は過去を知らぬ為です。又破壊された道路や家を建て直しすることによって、職の無い人が救われることも考えなければなりません。目先のことのみでなく万事を広い心で思わなければなりません。