日々のみおしえ - 12月8日

12月8日

親心幾年(いくとせ)までも幸あれと徳を与えることを知らねば

神仏は無限の親であり、万物の成長には無限の慈愛を与えて下さるのであります。人はその大恩に無関心ではなりません。無限の恩恵を認識して努力をすることは、活かされている御恩に感謝を捧げる尊い美しい心なのであります。人と人との交流に致しましても、利害の為にかけ引きをしたり、迷惑をかける様なことがあれば、長い間の交流は出来ず、争いとなって参ります。なれども神は人々が、日月(じつげつ)が悪い、方角が悪い、家相が悪い等と悪い言葉を出しても許されていること等は無限の愛であります。常に己れを虚(むな)しうして徳を積み及ぼして行く処に、悩み苦しみが解消するのであります。