日々のみおしえ - 11月17日

11月17日

人を見て侮(あなど)る心ある時は己(おの)が心も濁りいるなり

人の幸福な生活を見て批判をしたりせず、他人の言動によって自己の足らない処を学び修めることは最も必要であります。他人の名誉、財産、生命を奪う様な行いは牛馬に劣った心であります。何故そんな心になっていくのか。その人達の過去幾百年前を思う時、乱を起こして人を切り、名誉財産を奪い取って自己の勝利を得た、慢心した過去が結果として現れて来るのであります。地球が回転している様に巡り巡って来ることは天地の法理でありますから、何はさておいても他人の言動を見聞し、よきも悪しきも凡(すべ)て我がこととして学び修めるべきであります。