11月14日
艱難(かんなん)を嘆(なげ)き悲しむ事もなく感謝を常に忘れがたなく
肉眼で見ることの出来る製品を改善したり磨いたりすることは出来ますが、肉眼で見る事の出来ない自己の魂を磨いたり、他人の魂を磨いて上げられる様になるのは、余程の徳人でなければなりません。自己の魂が傷つけられているのも汚れているのも知らずに居ります人が多いのに、他人の魂を磨き成長させて行くこと等は出来難く、寧(むし)ろ出来ないのが当然でありましょう。自己の家庭の生活さえも満足に出来ない今日(こんにち)の世の中に於いて、人のことなどどうして出来ましょうかと思う人が多い。なれども、天地の理法は、国の為、世の為に人類を救済することによって我が方も、我が家庭も救われることを教えて居ります。