10月28日
あやまちを常に改め努力して幸を与えて進みゆかなん
日常生活には過(あやま)ち多く、悩み苦しみが悲しいことであることを認識するならば、天地の慈愛を信じ、父母の恩恵に報い、協力融和の精神を養わなければなりません。常に良し悪しを理解し乍(なが)ら実行しない為に、親である神は愛の鞭を打ち、子等達に将来の仕合わせを与えられる大きな慈愛に気付かなければなりません。人の世には努力し乍らも過ちを犯し、悩み苦しんでいる人が数多いが、その人達は万物の恩恵に感謝しつつ各自に与えられた責任を重んじ、誠実な心で業(わざ)をなして居るかどうかということを考えてみる必要があると思います。誠の業を踏み行わず、改めもしないで幸福は実現して参りません。