10月15日
神の道素直な心なき時は何が何やら知るよしもなし
人の生活には良し悪しが現れて参りますが、十字架が東西南北を教えております通り、善悪は東にもあらず西にもあらず、北(来た)ところ南(皆身)にありというように、平素知らぬ間に良し悪しの種が蒔かれ、それが成長し、結果として実現して来るのであります。神の道は、心の素直さがなければ理解出来ないのであります。我の強い貪欲の心では神を否定することになります。神仏を否定するのは素直な心が養われていない証拠であります。素直な心こそ、強い美しい、尊い満月の様な輪(和)の精神であります。正しい心とは正直な心の様に思いますが、正しいと言うことは何事も話し合いの出来る平和を言い、和は霊であり、礼であり、和をもってなせば争いは起こりません。