9月8日
差し上げる誠の心忘れずに努めてゆけば幸になるなり
天地自然の法則は神の道であり、心の交流即ち思いやり、言葉の交流即ち言葉の出し入れを教えられます。心は常に良い念を通わせ、言葉の使い方は之(これ)を丸くやさしく、正しく強く、お互いに差し上げ戴き、交流する事を怠ってはなりません。人の道は肉体の交流、物の交流によって生活が出来るのであります。神の道と人の道の両道を学び修めて、実行することにより生活の安定があるのであります。各自の呼吸の吐く息ひく息を認識すればよく分かることであります。はくいきひくいきは日夜怠ることなく、五分五分で通って居ります。之即ち誠であります。正しい心とは我のみの正しさではなりません。お互い同志が協力和合して、己れを虚しうした心をもって実行することが正しいのであります。