9月3日
何時もかも苦労ありても捧誠の感謝忘れず暮らしましませ
万物生ある物は生き伸び、活かされているのでありまして、地球上には春夏秋冬あり、雨風があって草木も成長して参ります。又地上の汚物は浄化されていくのであります。人の肉体も患いを生じた場合には血管の中に流れる血液の浄化に努め、其の他器官に故障の起こることなども一層健全にする為の故障であることを悟らねばなりません。しかしそこまで自覚する人は少ない様であります。高熱によって汚物は浄化されますが、暴飲暴食により器官の働きを破損させる様な不注意が肉体の苦しみになって来ることも多いのであります。常に修養を怠らず、万物の恩恵に感謝の誠を捧ぐべきであります。