8月27日
雨を呼び風をも起こすその力人の業(わざ)では出来ぬことなり
天に日月星辰(じつげつせいしん)あり、地に万物あり、雨を呼び風を起こすその力は人知で計り切れない無限なものであります。天地の理法に逆(さか)らわず、批判せず、過(あやま)ちの無い生活をしなければなりません。何故神の子であるのに病み患いが出来てくるのか、それは天地の理法に叛(そむ)き、基づかないからであります。たとえ知らないと言っても、理法に従わなければなりません。又その理法を教え下さる指導者を信じ敬(うやま)わなければなりません。指導者も、より以上修徳に励み、人格の向上に懸命でなければなりません。天地の理法を学び修める為には素直な心を持ち、無条件でなければならないのであります。我が意を用いて、理論や理屈で学ぼうとするから法理の一部分しか理解出来ないのであります。一を知っても二を知らなければ片輪の様なものであります。