8月18日
炎熱(えんねつ)は神のみ心愛なりと教え示すを悟りましませ
宇宙には火水風がありまして、この三つを神のみ心とし、愛とも教えられて居ります。天に日月(じつげつ)があり、地に万物があり、天地の間に人は生きて活かされているのであります。例えて言うならば、両親の懐の中に活かされている様なものであります。山海の珍味を戴き、太陽によって活かされ、人の勤労によって生きて居りますことは、誠に尊いことで感謝せずにはおられません。夏はどんなに暑くても避暑地があり、冬はどんなに寒くても暖かい温泉場があります。食糧にしましても、努力さえすれば何一つ不自由することもなく、何処まで感謝をしてよいか分かりません。人の生活には不平と不満が絶えず、それ故に悩みの種を蒔き、不徳の行動をして万人から嫌(きら)われ排斥されることになります。