8月2日
人の身は何時も同じと油断なく神に仕(つか)える誠なければ
常に天地の法理に基づいて行動しなければなりませんのに、自分のみが正しく間違っていないといって自惚(うぬぼ)れている人が多い。良いことが悪くなったり、計画して夜の目も寝ずに苦心した業(わざ)が成立せずに何心なく為したる業が成功したという様に、世の中の凡(すべ)てのことは人知で計り切れない程の変化があります。又不公平のことばかりが多くあります。然(しか)し、過去、現在、未来と永い間の計算をして、成程こうなることは理の当然であるとの悟りが出来れば、不公平は解消して正道であることが確信されます。目先のことや十年、二十年と年数だけの計算を致しますことは、不行届きであることに気がつきます。それ故に忠実に、油断せず、疑いを持たず、神に仕える心構えで生活を営んで行かれます様に心掛けねばなりません。