7月27日
徳を積み徳を流して世の為に尽くす誠に幸もあるなり
人は一時(いっとき)たりとも油断無く四方八方に注意しながら行動しなければなりません。道を歩くにも信号に従い、業(わざ)をなすにも国法に基づき、活かされる上に於いては、天地の法則に基づき、理法に逆(さか)らわず行動しなければなりません。総ての法理に逆ろうて行動する故に、いらない苦労を重ね、幸福を望み乍(なが)ら不幸に陥(おちい)ることを繰り返して居ります。朝起きて夜寝る迄の一日の間にも、色々変化がありまして、一日のことさえ感謝の出来ないことが多いのであります。万物の恩恵に浴して無事無難に生活して居りますことを、心の底から感謝が出来ないと、人から尊敬し愛されません。自ら徳を積み及ぼして、国の為、世の為、人類の平和の為に、無条件実行をすることによって幸福な人になれるのであります。