日々のみおしえ - 7月21日

7月21日

神の道人の道とが和するなら幸なる事は違(たが)うことなし

人が神の道を修めて悟る迄には長い年月日がかかり、難業苦業が身にふりかかって来て、何回も死線を乗り越さねばなりません。事実を身に受けて知ること、即ち体得をしなければならないのであります。神の道を修め悟り、人の道を学び、両道を体得して実行する人は、幾万人の中にも無いと申しましても過言ではありません。人類の平和を建設していこうとするには、神の道と人の道の両道を弁(わきま)えて実行しなければなりません。平和の基礎は、人が利己主義で造っただけでは永遠のものとは申されません。利己主義の平和は直ちに破壊されます。口先だけでなく立派な行いが出来、万人から真に尊敬され信頼される人が多く現れなければなりません。