日々のみおしえ - 7月8日

7月8日

仕合わせのもとを学びて努力せば暗夜(やみよ)の道も無難なりけり

仕合わせの種は、神の子であることを自覚して天地自然の法則を学び修め、終生の奉仕に誠心誠意の実行を続け、己れを虚(むな)しくして悩む人の為に他を祈り、救い導くことによって作り出されるのであります。学びにも、修めにも、協力融和にも努力せずに幸福を望む人は却(かえ)って世の敗残者となり、神仏も救おうとされても救えず、自ら自暴自棄になって行き、救い難(がた)いのであります。神仏を恨(うら)み、父母の慈愛も弁(わきま)えず、万人の親切な導きにも叛(そむ)く様な人は、どんなに苦心しても時を待たねば救うことは出来ません。又時を待った所で救えない者はどうにもなりません。こんな人にならない様に修養実践すべきであります。