7月5日

お互いに己（おの）が己がの我を悟り素直な心常に養う

お互いに己が己がの我の突っ張り、我の攻撃、我の固まりは、融和を破壊することになります。又協力も出来ず、肉体の患い、事業の失敗等を繰り返す人は、我の固まりであり、己（おれ）のすることに過（あやま）ちは無い、正しいのだと信じ、自己を良く見せようとして虚栄心をはり、身の行いにしても無理を通す人は我の強い証拠です。見ても聞いても言葉に出さず、見ても見ない振りをして、上品の様でも感謝をせず、我慢をすればそれが正しいと思っている人は、人が見て、あの人は我慢強く辛抱のよい真面目な固い人で立派だと、その人の心で見たり計ったりしますけれども、この様な人も我の固まりであります。一層修徳に励み、修養実践して、我の心を浄化し、強く正しく、広く暖かい素直さを養うべきであります。