日々のみおしえ - 6月16日

6月16日

病むことが常に重なる度毎に父母の御恩を見直して行く

世の中の人の心が頽廃(たいはい)した為に争いは絶えず、病み患いは次から次と重なり、正しい心の持ち主も迷信にこだわり、誘惑に巻き込まれ易くなり、慎重に物事を考えなければならない現在であります。正しい人であり正しい心であり乍(なが)ら何故誘惑されるのかといえば、それは正しくない人が多い為であります。その為に迷いの道に誘われていく訳であります。悪盛んであれば正しい人も悲しみに陥(おちい)ることがあります。なれども年月経てば正しい人は必ず恵まれて来る時代が有ることを信じなければなりません。いかに誘惑され逆境に追い込まれても、夜毎(よごと)日毎(ひごと)常に父母の御恩を忘れず、大恩に報いるために己れを虚(むな)しうして徳を積み及ぼしていけば花咲き実り、必ず輝いて参ります。