6月7日
艱難(かんなん)や苦業の道がありしともみ親は常に守りまします
日常の人の身には嬉しいことも悲しいことも次から次と重なって参ります。嬉しいというて油断せず、苦しいからというて不平不満を言わぬ様にと教えられ聞かされて、承知して居りますが、どうしても不利な時は悲しみ嘆(なげ)き、心が動揺顛倒(どうようてんとう)して、凡(すべ)てのことに行き詰まり、迷信を信じて身を亡ぼす様なことが出来て参ります。人は分かっている様でも分からず、実行している様でも我執貪欲のために其の実行が他人から嫌(きら)われる様なことが数々あります。常に身心を清め、修養実践し、神慮に合一していかれる様に努力をし、神の子であることを喜び励んで行けば、み親は常に夜となく昼となく無条件で御守護を下さるのであります。