日々のみおしえ - 5月11日

5月11日

お互いに尊き魂を汚さずに務める心常に忘れじ

常に風雨あることによって地上は清められ、地上の革命ともいうべき天変地変によって改造され、進歩して参りますが、破壊されることは誠に惨酷(ざんこく)であります。目に見えた所であればお互いに分るのですが、目にも見えず手にもつかめない心の中は、常に汚れていることに気がつきません。地上にしても塵(ちり)や埃(ほこり)が目につけば不愉快になります様に、心の中の汚れは肉体を悩ませます。内外共に整理、整頓して美しく清めることを常に忘れてはなりません。自己の心の中が汚れているだけでなく、傷つけられていることさえも、自分自身では分らない人が多いのであります。