日々のみおしえ - 4月15日

4月15日

物だけを幸なりと思わずに先の先まで努力ましませ

万物凡(すべ)ての中で、人の生命程尊いものはありません。所が古い製品等を宝に思い、金や名誉を得る為に尊い生命を破損している人が数多い。それが証拠には、死か生かという時には、迷いもがいて、どうしたらこの生命が保てるかということに真剣になります。製品にしても、壊れてから修繕をしようと考えるのは遅いのであります。生命もその通り、肉体が不自由になり破損してから心をもがいた所で、苦心をした所で、取り返しのつかない場合があります。健康の時に有り難いと思い感謝する心を忘れてはなりません。健康であればこそ、命があればこそ、あらゆる物体が役に立つのであります。常にその自覚を忘れてはなりません。