4月14日

目に見えぬ手にもつかめぬ事柄も努力をすれば見えてつかめる

人の心の汚れは人にも見えず、我れ自身にも見えぬものであります。心の汚れを洗い清める為には、誠の感謝が心の底から出来なければなりません。なれども其の感謝が各自足りません。多くの人の中には、肉体の器官に感謝をしている人達も少ない。目、鼻にしても不自由な人が多い中に、それにさえ感謝が出来ません。可愛い鼻が完全にあること等は無関心でありますから、鼻さんよ、目さんよと心から感謝する考え等は出て参りません。手が足が、又致るところが悪いと、不平を思い、不満の言葉を出しております人が多い。働いて下さる完全な時に手足や肉体の器官に感謝をすることを忘れてはなりません。