4月7日
自己のみが正しく思う心ではあやまち多く不安なりけり
人と人とが協力をして、人の生活を維持して行く社会でありますから、立派な人を選ぶことが最も肝要であります。立派な人をつくる為に宗教も教育もあるのであります。宗教は魂を磨き、太らせ、生長させて行く為の教えであります。教育は人が生きる為に、生活に必要な学問を学び、それを実行する為の学びの道であります。生きる為めの学問と活かされていく教えと、両面を学び修めなければなりません。生は生きることであり、活は活かされることであり、生きて活かされることが調和して行けば、人生生活は真に潤いのある、正しいものとなります。お互に過(あやま)ちを滅(めっ)し、安心立命の生活が出来ます様に努力をせねばなりません。