3月28日
人を見て足らざる所戒(いまし)めず 己(おの)が姿と悟りましませ
人は知恵や行いの足らない所を、努力して足る様にしなければなりません。知恵は無限であり、行いはそれにつながって、これ又限りありません。知恵は感応であり、魂であり、清き神であります。肉体と魂が一体となり、和合するれば御神体ともなります。それ故知恵を無駄にすれば神に対する不敬となり、肉体を無駄に使えば両親に対して不孝となり、富を無駄に使えば万人に対して不愉快な想いをさせることになります。尚又、言葉の無駄遣いをすれば、魂を汚し傷を付けることになります。知恵を無駄遣いすると同様に、神仏に対して祈りを捧げて居りましても、常に悪説を唱えれば不忠実であり、不敬であります。人は言葉の出人れを重要とせねばなりません。