1月19日
神の道知らざる為にふみはずしあとで後悔改めて行く
知恵を戴き、尚産み出して行くには、神を信じ己れの心を素直に養うことが最も必要なのであります。知恵は無限の富であります。富を戴くのも、拝借するのも、或は自ら産み出すことも容易ならない苦心と努力がなければなりません。言葉でいうて分る人、分らない人、見せられても分らない人、分った様でも分らない人、何が何やら掴(つか)まえ所のないという様な人も数多い。それ故に、神は先ず、第一歩として肉体に教えて戴く、それは肉体が不自由になり、痛さを感じさせられる身になるのであります。その苦しみによって教えられることが何よりも早いのであります。又、物量によって教えられることも尊いことで、物量の破損とか失敗等は教科書でありますが、不平不満と争いで終わってしまうことが多いのであります。