日々のみおしえ - 1月17日

1月17日

何もかも人のなすべき事柄は尊くもありあやまちもあり

国家には政治も教育も宗教も有りまして、人の教育等は最も重要とされて居ります。政治はまつり事であり、日常生活が文化的に恵まれていく様に、国民が安心出来るようにすることでありますが、政治に於ても無理があります。教育に於ても、人格の完成と生きる為に、凡(すべ)ての事柄を身に付けて役立つ様にすべきであります。宗教も強く正しく清らかに、人の心が安心立命の境遇に導かれるよう、そして我執貪欲を取り去り、正道なる天地自然の理を悟らしめ、無駄のない様に、無理の無いように、争いせず、魂を磨き清め、永遠の幸福を自覚出来ますよう、我も人も悟るべきでありますが、人の世は間違いや、取り違い、思い違いが多く、私心から失敗だらけで有ります。それ故に、神仏を敬(うやま)い、祖先を尊び信仰すべきであります。