1月16日
睦(むつ)まじく常に明るく朗かに誠の業(わざ)に励みましませ
平和な家庭を作り、社会国家を造ることは万人望む所でありますが、先ずもって、円満に睦まじくして行くには、相互の理解と協力がなければなりません。環境に順応していく為には、相手の立場、相手の徳の分量、年令、教養等をよく見定め、導くことが出来なければ困難であります。無理という文字は、理が無いと書きます通り、無理往生させる様なことは、相手を責めることであって、苦しめることになります。他人を苦しめて、協力せよということは出来ず、又誘惑して置きながら、睦まじく円満にさせようとする等は天理に反するものであります。常に、清く明るい心を養うことが重点でなくてはなりません。