1月15日
因縁(いんねん)や我身をせめて悲しまず 誠の業(わざ)に励みましませ
因縁(いんねん)因果(いんが)という言葉が有りますが、之(これ)は原因結果であって、蒔いた種は生えるのであります。原因は種であって結果は実りであります。常に狭い心やら迷いの心から、我が身を軽んじ、尊い生命を自殺させる様な心になる人は、周囲から認められず、愛されず、忠実さが足らず、修養も信仰も心に持たず、只物のみに心奪われ、協力と融和性の無い心の持主であります。迷信や雑音に導かれて我が身を責め、渦巻の中に巻き込まれて悲しむ様な心持ちを、一層努力して、徳有る人の信用を得、愛されるように、小さな所から実行して、日一日と、幸福の道に精進出来ます様に導き、当人も大恩(体温)を弁(わきま)えて、生きて行くことに希望をもち、尚持たれる様に努力することであります。