日々のみおしえ - 1月7日

1月7日

病む人も病まれる人も悲しまず誠の道をさとりましませ

人が生活していくことにおきましては、先ず健康でなくてはなりません。そして物心共に恵まれなければなりません。肉体の患い、心の悩みがありましては、如何(いか)によい事業がありましても、勉学に精進しようと思いましても、出来るものではありません。健全な肉体と、確固たる信念を築き上げる為には神仏を信じ、聖者の訓戒を守り、目上を敬(うやま)い目下を慈(いつく)しみ、相互の理解につとめ、協力と融和に邁進しなければなりません。病む人も病まれる人も我執貪欲を取り去り、自然の法則に基づいて無条件実行をすれば、災い転じて幸福になれることは間違いないのであります。知った振りをしたり、出来る振りをしたりしても、ただ心で思うだけではなりません。誠の道を踏み行う様に心掛けなければならないのであります。