湯沢ご足跡碑
- (建立)
- 一九九五年(平成七年)一一月三日
- (所在地)
- 新潟県湯沢町 新潟県平和郷内
- (鐘と碑文)
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平和のはじめ
嗚呼 鈴が鳴る平和の鈴
朝はお早うお早うと
昼は協和し今日和
夕に感謝ありがとう
これが平和の始めなり - (設計者)
- 臼井誠二
- (副碑)
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人類が2度の世界大戦を体験した20世紀は戦火が絶えることなく終末に近づいている。すべての人々の悲願である悠久なる世界平和は祈りと努力にもかかわらずいまだ理想として彼岸にある。
栃木県佐野市に生まれた出居清太郎師(1899~1983)は自らの体験から、自国の国民のために他国の民の生命・財産を奪う行為に加担する軍隊への素朴な疑問を抱き、昭和初期からの軍国主義路線への徹底した反対を単身政府に警告し、三度投獄された。
師は、心の平和こそが人類の歩みを世界の平和に向けると説き、あらゆる人・あらゆる事物を尊び愛する「万霊万物尊愛」の実践を悠久世界平和実現の基礎と提唱した。
碑に刻まれた「平和のはじめ」の詩句のごとく、今、この前に立つ人が、心に平和の種をまく誓いを新たにされることを祈念する。
師を初代総裁と仰ぐ宗教法人修養団捧誠会新潟県内支部会員は、全国の会員の協力を得て、出居清太郎師の足跡を讃え、その教えを継承し実践し普及する決意の証としてこの碑を建てた
1995年11月3日 宗教法人 修養団捧誠会
新潟県内支部会員一同
神石・和石
名称 | 碑文 | 所在地 | 除幕日 |
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湯沢ご足跡碑 | 平和のはじめ(平和の鐘) | 新潟県南魚沼郡湯沢町 新潟県平和郷内 | 1995/11/03 |