日々のみおしえ - 12月29日

12月29日

苦しみの種を蒔かずに喜びを人に与えて努力ましませ

心身を養い、導くことは、学問によって人を導く様な、生易しいものではありません。自分の心さえも養うことが出来ず、人から傷付けられ汚されて居ることすらも気の付かない者が、人の心を洗い清め、養うていくことは容易ならぬ苦心と努力で、徳を備えた先覚者でなければ出来ないのであります。文字や言葉のみで人の心の迷いや苦しみを改めさすことは誠に困難であります。先ずお互いに、苦しみの種を蒔かない様にし、若(も)し蒔いた時は直ちに掘り出して良い種と変えて蒔かねばなりません。良い種とは己れを虚(むな)しうして善行を積み重ねること、即ち神仏、両親に仕(つか)える奉仕であります。