日々のみおしえ - 11月22日

11月22日

年毎になすべき業(わざ)が不利なれば過去世(ぜ)の不徳教え給える

人は生きる為に努力して居りますが、悩み苦しみが重なり、不幸に陥(おちい)るのであります。人は常に腹を立て、不平不満を持ちながら活動している人が多いのであります。さもなければなした業が不利になったり、悩み苦しむ筈(はず)はありません。成功する為、即ち完成する為の苦労であればよろしいのですが、失敗したが為の悩み苦しみは、其の人達が過去に於いて、自分は知らないでも、天地自然の法則に叶わず、違反をしていた証拠であります。常に協力融和に志し、法理に基づいて人生生活を清く明るく生き甲斐のある様に努力すべきであります。天地自然の法則とは恩人の処へ出入りしたり、良い言葉をかけ合ったり、物を喜んで上げたり戴いたり、良い心の念を送り合ったりすること、即ち交流であります。