8月29日
この命我がものなりと思えども思いもならず道理知らねば
万物の生命はエネルギーであり、其の細胞は人知人力では製造出来ません。地の底から湧き出る清水の様に、肉体の中に無数の血管があり、血液が流れて居ります。其の血液は命であり、「ち」であります。力が出るのも、血液の流れにより、熱によって、即ち体温(大恩)によって肉体が動かされているのであります。又人体は神から拝借したものであります。人の勤労によって作られたものではありません。人が人をつくるような考え方は、思い違い、取り違いとなって迷いを生じます。製品にしても、自分で作ったものであるからといって自由に販売し、自由に利益を得る訳には参りません。天地の理法と国法に基づいて行動しなければならないのであります。