日々のみおしえ - 8月15日

8月15日

病める時なんでこうなる何故ならぬ思えば尚も苦しかりける

人と人とが協力融和して生活をし、進行する時に、心身の患いや迷信にこだわって居りますと、凡(すべ)て破壊されて参ります。お互いに、協力融和することに努力しながら、各人が和を悟らず、我執と貪欲の為に知らぬ間に破壊していること等が数多いのであります。大宇宙は神の姿であり、生命の親であります。人は小宇宙であって、子であります。神は親であり、人は子である以上、神の子であることを自覚せねばなりません。親子の交流は霊の交わりとなります。霊の交わりは無限の光と力と愛を発するものであります。親子と結ばれた中で争いをしたり、迷ったり、苦しんだりして居りますと、何をなしても成立せず、不幸に陥(おちい)って尊い肉体も富も亡ぼしてしまいます。