日々のみおしえ - 7月20日

7月20日

人の道知りて話して分かりても神の道筋知らぬ人あり

人の道は、道理、道徳、常識でありまして、道徳を尊重し守らない時には、人の道をふみ外すことになります。人は人でありますから人の道を学び、人の生活を妨げず、努力融和して、立派な国家を造り、社会を作り、家庭の明朗に、堅実な基礎を作り上げなければならぬ責任があるのであります。人の道の道理、道徳を学び、知って話して分かって居りましても、実行しない時には、人であっても人でなく、仮面を被(かぶ)っている様なものであります。又人は神の子であることも自覚せず、神を否定したり、極端なことを言って無きものとし、踏み潰(つぶ)す様な心の人も無いでもありません。それ故何時の世にも争いが絶えず、平和を破壊する様な事柄が出来て来るのであります。