日々のみおしえ - 7月12日

7月12日

くるくると変わるこの世の其の中で道を説くのも苦難なりけり

地球は間断なく運行して居りまして、見る見る中に雨になり嵐となり、晴れたり曇ったり、春夏秋冬があり、昼が夜に変わり、寒さ暑さの変化があり、その動きは人の知恵や力では如何(いかん)とも出来るものではありません。それなのに人は、雨が降って困る、風が吹いて困ると、地上の変化に対して我が意を用いて嘆(なげ)き悲しむことは、神に対し、生命の親に対し不忠実であります。人の作った法律に違反せねば正しい心であり行いであるという様な慢心した心ではなりません。人の行いは、思い違い、聞き違い、取り違いという様に、間違いだらけであるにも拘らず平気でいます。その為にあらゆる教科書を出して教えて下さることを知らずに暮らして居る人が多い。故に神は其の時代時代に聖者を現し、導き給うのであります。