日々のみおしえ - 6月9日

6月9日

世の中の遷(うつ)り変わりに迷わずに己(おの)が務めに励みましませ

人は生きて行く為には万人懸命であります。それなのに活かされている大恩(体温)等には無関心の人が多いのであります。生活という文字は生きて活かされると教えられて居ります。肉体は健全でも、頭脳明晰で学識経験者であり富や名誉がありましても、生きることのみに懸命であるならば、其の人達の家族は勿論、又其の人達が指導者となって人を導くことになりましても、片輪のことを導き、片輪な生活をする様に教え伝えて行きますから、指導を受ける人達も片輪の指導を受け、幾千万年、月日を重ねて行きましても進歩せず、同じことになります。世の中の移り変わりが重なる度に、片輪の生活をする人が多く、又逆コースを行っていく人達が多くなりますと、大戦が起こって参ります。