日々のみおしえ - 3月20日

3月20日

一粒の麦もお米も尊べば其の日其の日は恵まれて行く

一粒の米も麦も口の中に入り、それが血となり肉となるまでには、容易ならぬ人の勤労があるのであります。多くの人は人の勤労を軽々しく思って居りますが、米麦の場合と同様容易ではありません。一本の憐寸(マッチ)、塵紙(ちりがみ)と雖(いえど)も、人の生活に役立たせる迄には幾多の苦心がこもって居ります。それを無駄に使い軽卒にするから病み患いをして、不幸になっていくのであります。まず患いをした時には、物を粗末にしなかったか、心の無駄遣いをしなかったかを真っ先に考えねばなりません。過去より通って来た自分の行いをしっかりと見定めていくだけの心が無ければなりません。善悪の結果だけを見て、それのみを解決しようと努力しても、又次に出て来る結果は不利なことが重なり、何事にも利に利がつき、良きに悪しきに現れて来ることを自覚すべきであります。