日々のみおしえ - 1月12日

1月12日

人を見てよしあし思うその前に 己(おの)が心を清めましませ

日常生活には如何(いか)なる聖人といえども、思い違い、勘違い、取り違い、其の他の、過(あやま)ちがある筈(はず)であります。他人の言動を見聞して、善いことも悪いことも学び修め、自己の人格を完成する為に、教材としておさめていくだけの心掛けがなければなりません。我のみが正しいと信じ、他人の行動は悪いと責める前に、他人も正しきことあり、又徳も備えていることを思わなければなりません。他人の欠点が心にかかる間は、それ以上我にもあると心得ねばならないのであります。自己の足らない処を他人が足らないこととして見せて下さいます。自分の不徳や足らない所を、他人が言葉や動作で見せて教えて下さいます。それによって一層修養することが肝要であります。