日々のみおしえ

11月19日

世の中は一人立つとは思わずに人の業(わざ)にも感謝ましませ

万物凡(すべ)てが成長し活かされて行く尊さは陰と陽との協力と融和であります。それ故に、人は生活して行く上に於いて一人で立つものでも無く、一人で出来るものでもありません。親指が如何(いか)に力があると申しましても、親指だけで物を持つことは不可能であります。二本の指が相和(あいわ)してこそ物が持たれるのであります。世の中は持ちつ持たれつ、話し合うて協力する所に愛も力も徳も備わって来るのであります。人は天と地との間に生きて活かされて居ります以上は、天地の法理に基づき、万物に感謝の誠を捧げ乍(なが)ら、各自に与えられた責任と義務を全うしなければ、幸福になろうと欲しても幸福にはなりません。なすべきことはなし遂げる誠が肝要であります。